オリーブのこと

オリーブといると、だいたい「大きいねえ!」と感嘆されたり、「何ていう犬ですか?」と声をかけられます。

バーニーズマウンテンドッグという言葉がぱっと出てこない時がたまにあって、バーモントマウンテンジュニアだっけ?ジョンソンズマウンテンバーモントだっけ?とかアホな事思っています。

それはさておき、オリーブはバーニーズにしてはだいぶ小ぶりで細いです。
バーニーズを良くご存知の方は、オリーブに違和感があるかも知れません。
バーニーズといえば、昔スイスの山などで重い荷車を引くような仕事をしていた犬種らしいので、ドッシリ、ガッシリしています。もう、ググったら骨格が全然違うのがわかると思います。




バーニーズらしいなあ!と思うのは、前脚と肩の辺りがガッシリした感じのところ。
逆に、下半身がとても細い。

実は、初めてオリーブに出会った時、ある程度犬に詳しい夫も軽いノリで「シェルティーの血入ってるの?」と、里親募集していたブリーダーさんに聞いたくらい。
でも、そこのブリーダーで生まれた正真正銘のバーニーズだという事を血統書を見せて教えてくれました。
なるほどなるほど。という感じで、血統は特にこだわりは無かったのですが、出会いが<縁>という形で、今ここにいます。




ブリーダーさんに聞いたところによると、オリーブは小さい頃腸炎か何かを患ったそうです。
それで腸が弱い、と。確かに便の状態が、良くない。

でもそれ以外は、今のところ元気。食欲も旺盛で、ドッグフードも選り好みせず食べてくれる。
新しい環境にもだいぶ慣れたようで、すぐ「撫でて」とお腹を見せてひっくり返る。
生活リズムも安定してきて、昼間も騒音にも負けず、部屋で気持ち良さそうに文字通りノビノビと眠りまくっている。そして遊ぶ時は、とことん遊びまくる。

最初の頃は若干びっくりしていた家電の音など(前居た環境では聞き慣れない音)にも、もう全く反応しない。とてもまったりとした気質の犬だなあ、と感心します。

自分が入ったらいけないエリア(台所や他の部屋)も良くわかっていて、自分のテリトリーでのんびり暮らしております。




子ども達と遊ぶのも大好きで、尻尾ブルンブルン振って喜んでいます。
小ぶりと言っても、大型犬ではあるオリーブ。下の子は最初の頃はびびり過ぎて近寄れなかったけど、最近は写真の様に触ったり、ご飯をあげる事もできるようになりました。一応、おすわりと待て、良し、の指示も出せます。

そういえば、下の子は「オリーブは馬みたい」と良く言うのですが…。
チビッコから見たら、ポニーくらいには見えるのかもね。

あ、ちなみに、本当に馬のように、というか暴れ馬のように狂喜乱舞することがあります(@室内)。そしてそれは大概トイレのサインだということが最近わかってきました。何故、舞うんだ。





早朝にウォンウォン啼いていたのは、前にブログ記事で書いた日だけ。
宅配便の人とかが急に来ても吠えない。知らない営業マンが来て庭で交渉してても横を素通りする。いやいや、そこはもうちょっと警戒しても、いいと思うよ。と思うくらい、悠長です。

散歩の途中によそのワンコにギャンギャン吠えられ飛びかかられそうになっても、スタスタと前のみを見て歩いていくオリーブ。

この間は、オリーブが居る部屋のすぐ側の縁側付近に野良猫が来て、庭先に溜まった雨水を飲んでいらっしゃった。オリーブ、少しは反応するのかと思ったら、全くの無反応でした。ファビュラス。

そんなオリーブですが、先日夫が夕方の散歩に出ていた時に、近所のミニチュアダックスを飼っている人と少し立ち話をしたらしいのですが、オリーブを見て「9歳にしては毛艶が良い!大型犬だけど長生きするんじゃないですか?」と言われたらしいです。心強いお言葉。ちなみに、そのダックスちゃんは、なんと18歳なんだとか。素晴らしい!






……なんじゃその、眼差しは。凄い。凄いよ、オリーブも。
とにかく、ダックス先輩のように、長寿めざしましょうよ。
この間図書館で、【愛犬を長生きさせる食事】という本を借りました。それを参考にドッグフードを選びました。本屋に行けば、自然にペットや動物のコーナーを探してしまいます。

犬と共に生活をするのは初めてではないのに(私は芝犬とマルチーズ、夫はトイプードルを飼ってました)オリーブが家族に加わった事は私たちに新たな、想像以上の幸せを与えてくれています。そのお返しと言っちゃ何だけど、これからの一生面倒見るから。1日でも長生きして。


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