オリーブと1週間



桜を至近距離でガン見するオリーブ。

[お花見]と言うには、何か狂気じみたものを感じます。
この写真を見ていると、オリーブは本当にバーニーズマウンテンドッグ なのかわからなくなってくる。というかそもそも、犬なのかすら疑わしくなってきませんか。じゃあ何なのかと言われると言葉に詰まってしまうのですが。色んな角度からオリーブを見ていると色んな動物に見えるんです。

でも、ファッサファサの胸毛(胸毛って言うな)は、確かにザ・バーニーズという感じはしないとは言えなくも無い。このファッサファサ、とても気持ち良い触り心地なんですよ。暖かいし。本人(本犬)は、夏は過酷でしょうけどね。






家の外では、朝からウグイスやら何やら小鳥のさえずりが聞こえてきて、庭の樹木は緑の新芽を輝かせ、ニッポンの春を感じる今日この頃。実は今日で、オリーブが我が家に来てちょうど1週間になります。

1週間で、こんなにめまぐるしい変化があるものかと驚かされる事があります。その中でも大きなのが、トイレ事情。
というのも、元々居たブリーダーさんの所では基本的に犬舎にリードで繋がれていたので、散歩でトイレをするという習慣がついていない状態でうちに来ました。




オリーブ、今年の12月で9歳になる大型犬です。人間で言えば結構熟しています。
突然環境が変わるのもそれなりに大変だったと思うけど、トイレ事情は最初は惨劇でした。オリーブの居住域にはペットシーツがビシーッと並べられていました。(今でも敷いてあるけど当初よりは面積が減りました。)
最近はなんと素晴らしい事に、散歩中に排泄することを学んできてくれています。

まだペットシーツの上で出てしまう事はあるけど。
厳しく躾するでもなく、なんとなく本犬は人間の言葉がわかるものだと信じて「トイレは外で、お散歩の時にしよう」と語り続け、成功したら激褒めしてきただけなのですが、それが功を奏したのでしょうか。

それとも、そもそも散歩の習慣が無かったから、最近散歩をするようになって色んな匂いを感じ取ってトイレは外でする事を自分で学んでくれたのでしょうか。多分後者だな。



どちらにせよ、今までの習慣を柔軟に変化させるのは難しいお年頃かと勝手に思ってしまっていましたが、その予想を覆すような変化を実際見せてくれているので胸がアツくなります。ついでに目頭も。

新しい環境に順応するのも早かったし、本当有難いです。
ブリーダーさんの所はとにかく沢山の犬がいたので、「余生をこの子だけに目をかけてくれるご家庭に恵まれるのは嬉しい」と言ってくれていましたが、本犬もそう思ってくれていれば恐悦至極。




どれだけ長く一緒にいれるかわからないという不安が無いと言ったら嘘になります。
でも、だからこそ毎日が貴重に感じるんだと思います。だからこそ、こうして毎日の記録を残したいという動機に繋がるんだと思います。

なんて、湿っぽい事語っちゃっていますが、本犬はお気楽なもので好きな時に好きなように過ごしております。夫からも「オリーブ…お前は……何かと自由やなあ」と言われておりました。そうです。オリーブはフリーダム犬です。




こうして、まったりと四季を感じながら一緒に成長していけたらと思う次第です。

春は散歩をのんびり楽しんで、梅雨はレインコート着てもらって散歩して(←昨日注文した)、夏は綺麗な川で遊んだりしたらどんな反応するんだろう、秋は落ち葉を一緒に踏みながら散歩して、冬は室内でも寒い家だからひっついて暮らそうか。

オリーブの腸が弱いのも、出来れば、出来る限り治してあげたいと、夫と話しています。今更手のつくしようが無いのかも知れないけど、贅沢な暮らしはさせてあげられないけど、やれる事は色々やりたいなと思っているのです。




やっぱり頭上に花飾りを乗せられるオリーブさん↑。でも全然気にしないのがオリーブらしいところ。桜は落ちていたものを使用しております。スタッフが美味しくいただきました、的な。

左右の目の色が違うから、文字通り見るサイドによって雰囲気が違うんだけど、これからも色んな角度からオリーブの事を網羅していくつもりです。あまりセンチメンタルな事書くブログにする予定ではないんだけど。たった1週間の経過だけど、色々思うところがあってこんな記事になってしまいました。

このブログのコンセプトは基本的にはおセンチモードではないけど、だからと言って特定のコンセプトがある訳でも無く。オリーブと同じでフリーダムでやっていこうと思っております。

写真、ガンガン撮りまくっております。これからもフリーダムに、遠慮なく、更新していきますよ。まるでウチの、誰かさんみたいにね。


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